2015-06-02 12:00:00テーマ:店主の仕事のはなし
子供の頃から私をかわいがってくれた母方のじいちゃん。
農業をやっていたじいちゃんの家に行くのが楽しみで、農作業の手伝いをしたり、農業の面白さや大切さなどいろんな話を聞かせてくれました。
じいちゃんは決して裕福な暮らしはしていませんでしたが、作物栽培を常に勉強して、また市場動向を見ながらいろいろな作物に挑戦し、作ること、稼ぐこと、ともに楽しんでいたよう思います。
そんな影響で私も将来は農業を仕事にしたいと考えていました。
しかし、当時農家の子供ではない私に農業をする道はなく、その時は農業という仕事を断念せざるを得ませんでした。
じいちゃんの所で農業がしたいとも訴えましたが、土地も狭く条件も良くないので貧乏するといわれました。
でも、将来必ず農家以外の者でも農業を仕事にできる時代が来るという確信がありましたので、あきらめたわけではありませんでした。